ボ-ルペンを 使(つか)いきるまで、 ボ-ルペンは 何回転(なんかいてん)する?
ボールペンを 最後(さいご)まで 使(つか)いきると、一(いち)キロ もの長(なが)さの線(せん)が 書(か)けて しまうという。
そんな ボールペンの 隠(かく)れた 主役(しゅやく)といえば、 ペン先(さき)で クルクル回(まわ)っている
ボールだが、 一秒間(いちびょうかん)に 十(じっ)センチの 線(せん)を 引(ひ)くと すると、
直径(ちょっけい) ○.七(れいてんなな)ミリの ボールで 四五(よんじゅうご)回転(かいてん)。
○.五(れいてんご)ミリの ボールだと 六〇(ろくじっ)回転(かいてん)もする。 ということは、
一(いち)キロの 線(せん)を 引(ひ)いて ボールペンを 使(つか)いきる までには、
0.九(れいてんきゅう)ミリのボールは、
なんと六〇万(ろくじゅうまん)回転(かいてん)も している 計算(けいさん)になる。
強(つよ)い摩擦(まさつ)で 六〇万(ろくじゅうまん)回(かい)もの回転(かいてん)に 耐(た)えるためには
丈夫(じょうぶ)な素材(そざい)でなければダメ。
もちろん、 サビなども 寄(よ)せつけては いけない。
さらに、 ボールの 表面(ひょうめん)は すべすべでなければ、 書(か)き味(あじ)が 悪(わる)くなる。
そして、限(かぎ)りなく 完璧(かんぺき)な 球形(きゅうけい)であることも 求(もと)められる。
というわけで、 現在(げんざい)、 ボールペンの ボールに 使用(しよう)されているのは、
アルミニウムを 強(つよ)く 熱(ねっ)して できる アルミナなどの 素材(そざい)。
これを わずか 直径(ちょっけい) 〇.五(れいてんきゅう)ミリ程度(ていど)の 球形(きゅうけい)に
つくり 上(あ)げる技術(ぎじゅつ)も 凄(すご)い。
ボールペンを あなどっては いけない。
さび:녹, 쇠의 녹슴 侮(あなど)る:얏보다, 업신여기다
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